レッドファルクスの敗因は?
レッドファルクスの敗因について個人的な意見です。
まず最初に日曜日の中京は前にいった馬が残っていて、後方から行く馬厳しかったです。レッドファルクスの上がりは33.7で最速ですので力は出しています。とはいえ4角17番手ですので、さらに速い脚が必要でした。レッドファルクスとファインニードルの差は0.4秒ですので、33.3以下の上がりが必要でした。ですが週中の雨の影響もあり、かなりタフな馬場でしたし、前半が33.3秒ですから今の馬場では不可能でしょう。
なぜレッドファルクスは後方から行ったのか?
デムーロ騎手も後方からでは厳しいと分かっていて促していましたが、この馬は反応に時間がかかりなかなか前に進んで行きません。そうしてるうちにセイウンコウセイやネロなどが先行争いをしてペースが速くなり、レッドファルクスは後ろから行ったのではなく、ついていけなかったという事です。そのため後方からになってしまった。昨年の高松宮記念は最初の3ハロンが33.8ですので、中団からレースを進めることができました。
一昨年に中京で勝利したCBC賞をみてみましょう。
CBC賞のレースラップが33.8ー33.4で高速馬場です。後半の方が速いラップとなっておりSペースと言っていいでしょう。前半が33.8のため追走が楽ですし、頭数も13頭です。そのため勝てることができたのでしょう。完全なる前有利の展開で差しきったため中京が苦手なわけではないです。
高松宮記念とCBC賞では全く馬場状態が違うため求められるものも変わります。その結果がパワーのあるアドマイヤムーン産駒のファインニードルが勝って、3着にはダイワメジャー産駒でパワーのあるナックビーナスが好走できた理由でしょう。競馬の面白いところですね。
こんな事を書いといて本命レッドファルクスですから情けないです。笑
来週こそは!