ラッキーライラックに隙はあるのか
桜が散り始めていますが今週はG1桜花賞が行われます。
近年の桜花賞のイメージは断然人気のルージュバックやメジャーエンブレムが惨敗したり、昨年はソウルスターリングが3着で勝ちきれず結構波乱なレースのイメージです。今年の1番人気はラッキーライラックになりそうで無敗の桜花賞になれるのか注目です。ラッキーライラックの血統構成は父オルフェーヴルで母父Flower Alley(フォーティナイナー系)という血統構成です。兄弟にはラルクがいます。
ラッキーライラックの新馬戦は新潟で1000m63秒の超スローペースからの瞬発力勝負で勝ちました。
2戦目のアルテミスSはペースは平均で前残りの展開の中、先行してサヤカチャンに競り勝ちました。サヤカチャンはその後のレースで馬券に絡むことが出来ず、つまり相当前有利の展開だったということでしょう。
3戦目の阪神JFはスローペースの中リリーノーブルを目標に、上がり最速タイ33.7を脚を使って勝ちました。
チューリップ賞もスローペースで快勝でした。
今の阪神は馬場が良くて時計も速いためこの馬にとっては好材料でしょう。特に雨も降らず良馬場の末脚比べならばかなり強そうです。
不安な点はハイペースになり消耗戦になった時がどうなるかです。今までタフなレースはした事がありません。そこが唯一不安です。唯一ペースが流れたアルテミスSはそんなには強くなかったです。今週の阪神は天気が少し怪しいので馬場悪化となると、持ち味の瞬発力が活かせません。瞬発力勝負なら間違いなく勝つでしょう。
枠順は内枠を引くと危ないかもしれません。揉まれた競馬をした事がないので、外目の枠が欲しいとこです。ですがこの馬のいいところがスタートセンスも良いところですね。
まだラッキーライラックが負ける可能性があるでしょう。馬場や枠順、展開などを予想して判断していきましょう。