混戦模様の皐月賞

 今週は牡馬クラシック初戦の皐月賞が行われます。

 まず馬場状態ですが内の芝がかなり剥がれてますが、内が伸びないわけではなさそうです。基本的には内外フラットと考えていいでしょう。皐月賞の週は昨年、一昨年のように急に高速馬場になります。今年もいきなり高速馬場になる可能性があるので注意していきましょう。ただ今年は天気が心配です。直前まで馬場を見極める必要がありそうです。

 有力馬の1頭であるダノンプレミアムが回避となってしまった為、混戦模様になってきました。ダノンプレミアムがいたら迷わず本命でしたけど、馬券的には面白くなってきました。

 1番人気はワグネリアンになりそうかな。この馬はあんまり中山が向いてないように見えます。エンジンの掛かりが遅くてコーナリングもそんなに上手くないと思います。そのため乗り方が結構重要になってくると思います。多頭数で、取りこぼしが怖いですね。今のところあんまり信用出来ないです。ただ皐月賞は近年ディープインパクト産駒が毎年馬券内に来ているので、完全には嫌うことは出来ません。

 個人的に面白いと思っているのは、タイムフライヤーです。この馬の持ち味はスタミナがあってタフなところだと思っています。ホープフルSのようにペースが流れてスタミナが生きるような展開になれば、この馬はいいと思います。母父ブライアンズタイムの血がいいですね。一昨年は母父ブライアンズタイムのディーマジェスティが8番人気1着、昨年は母父ブライアンズタイムのクリンチャーが13番人気で惜しくも4着。

一昨年、昨年共にペースが流れたため母父ブライアンズタイムが好走出来たと思います。今年も先行馬が結構揃ったので、ペースが流れればタイムフライヤーが怖い存在です。